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オスグッド・シュラッター病

2019.04.10

膝のお皿の下(脛骨粗面)に痛みや腫脹が現れる

症状
・膝蓋骨下方にある脛骨粗面に限局した疼痛と強い圧痛が主症状
・局所の熱感や腫張、骨性の隆起
・ジャンプ時の疼痛が原因でジャンプ力が低下、ダッシュ時の疼痛でタイムが低下

原因
・ 小中学生男子に多い膝のオーバーユースによる成長期スポーツ障害の代表疾患
・大腿四頭筋の柔軟性低下(いわゆる太ものの筋肉が硬い)を契機に、ジャンプやダッシュなどの繰り返しの動作による膝蓋骨(お皿の骨)を引っ張る力が脛骨粗面に加わるため
・成長期の脛骨粗面には骨が成長するために必要な新しい骨(骨端核)が存在しているが、大腿四頭筋による強大な牽引力が負担となり、骨端核の発育が阻害され突出して痛みが出る
・10代前半の骨端症の一つで、大腿四頭筋を収縮させる動作を繰り返すことにより起こる
・野球、ソフトボール、サッカー、陸上競技、ラグビーなどに多い

成長期に多いスポーツ障害です

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