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リトルリーガー肩

2020.08.19

上腕上端部の骨端線(成長軟骨)部の炎症、または骨端線離開(疲労骨折)の状態

症状
・主に投球時の肩関節の痛み、進行していくと日常生活での動作時にも痛みが出るようになる

原因
・野球の投球動作で、上腕骨にかかる捻りのストレスと投げ込む時に起こる上肢末梢方向への遠心力(牽引力)が主な原因となる
・投球をする際、上腕を後方に引きながら外旋という捻りの動作を行っており、さらに投げ込む時に、上腕はほぼ最大外旋位から一気に内旋という捻りをしながら前方に振り下ろします
・上腕の内旋、外旋という回旋動作と 、腕を振り下ろす際に起こる遠心力で、上肢を末梢方向への引っ張る力、さらにその動作を行う際に働く筋肉の張力による負荷が、上腕上端部の骨端線(成長軟骨)部に影響する事となる
・骨端線は、骨本体よりも耐久力が弱いため、耐久力の限度を超える投球動作を繰り返すことにより疲労性のストレスが蓄積され徐々に損壊していく
・10~15歳の少年野球の投手に多い

成長期には骨が成長する為の軟骨があります

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