コラム

ド・ケルバン病

2025年5月18日 腕・手の症状

腱鞘炎
ド・ケルバン病とは、手首の親指側にある腱鞘(けんしょう)とその中を通る腱(短母指伸筋腱と長母指外転筋腱)に炎症が起こる狭窄性(きょうさくせい)腱鞘炎の1つです
スイスの外科医であるド・ケルバン氏によって報告されたことから、この名前が付けられました

症状

・手首の親指側の痛み
・物をつかむ、握る、タオルを絞るなどの動作で痛みが強くなります

・腫れ
・手首の親指側の腱鞘部分が腫れることがあります

・圧痛
・腫れている部分を押すと痛みます

・運動痛
・親指を広げたり、手首を小指側に曲げたりすると痛みが走ります
※フィンケルシュタインテストで確認されます
→親指を手の中に入れるように握り、小指側に手首を曲げると手首の親指側に痛みが出る

・ひっかかり感
・親指を動かす際に、腱が腱鞘に引っかかるような感覚があることがあります

・安静時痛
・症状が悪化すると、安静にしていても痛むことがあります

・放散痛
・痛みが親指や前腕に広がることもあります

原因

主な原因は、手の使いすぎです
特に、以下のような動作が繰り返されると発症しやすいと考えられています

・パソコンやスマートフォンの操作
・育児での抱っこ
・手芸や楽器演奏
・スポーツ(テニス、ゴルフなど)
・仕事での手の酷使など

その他、ホルモンバランスの変化(妊娠・出産期や更年期)、関節リウマチなどの病気が関連することもあります
腱鞘の内部に腱を区切る壁が存在する場合も、狭窄が起こりやすくなるため、再発のリスク因子となることがあります

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アクセス

治療院名
たむら鍼灸整骨院
代表者
田村 卓
院長
田村 誠
所在地
埼玉県熊谷市中央2-159
受付時間
午前 9時~12時 / 午後 15時~22時
診療日
日、火曜午後、水、木、金、土
定休日
月曜・火曜午前
駐車場
あり

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