2025年6月30日 SUPERfeetで散歩
本日の天気予報は晴れ
駐車場は猛者達の車で溢れています!
富士山のルートは4カ所
一番人気で唯一山梨県側からの吉田ルート
樹林帯から始まり砂走で下る須走ルート
泣く子も黙る最長コース御殿場ルート
宝永山も近い最短コース富士宮ルート
今回は富士宮ルートで登り御殿場ルートで下り
宝永山を経由して富士宮口へ戻るコースで
周回する予定です!
富士山火口を一周巡るお鉢巡りもしてきます!
駐車場から少し上がった所のトイレは
数日前に開いた事を調べていたので
登山開始前に1度トイレまで登ってましたw
ここから先はトイレは有りません!
※開山時は山小屋のトイレが有ります
過去、富士山には三度登頂していて
吉田ルート1回、須走ルート2回
お鉢巡りも一度行っています!
山頂には行っていませんが御殿場ルートは
ワゴニアを見るのに1度行っています
※上記のワゴニア部分にリンクを貼っています
登頂した3回は開山時です
約10年前に一度スタッフ全員で山頂の
山小屋に泊まり御来光も見ました!
富士登山の必須アイテム【ゲーター】
砂や小石、雪などが靴の中に入らない様に
してくれるアイテムです
登山を始めたキッカケは
富士山の世界遺産認定ですが
その時に購入したかなり古くて安い私のゲーター
無いと有るでは大違いなので良いのですw
六合目の小屋に到着です
今回の富士宮ルートは初めて
閉山時の富士登山も初めて
下山時の御殿場ルートも初めて
宝永山も初めて
何度も来ていますが色々初めて尽くしです
六合目にゲートが有る事は知っていましたが
調べてもここをどうやって通過するのか
分かりませんでした・・・
結果、通過できたのですが
載せている人がいないので私も載せる事は控えます
知りたい当院の患者さんには直接教えますので
聞いて下さいね
六合目の小屋を過ぎると岩の道がスタート!
富士宮ルートは最短ルートだけど
岩の道が嫌だと聞くことが有りますが納得w
殆ど岩の道です!
帰りに寄る予定の宝永山(ほうえいざん)が
チラッと見えています!
宝永山は宝永4年(江戸時代)に噴火した際に
出来た山です!
火山灰が江戸(東京中心部)まで届いたらしい
富士山の裾で窪んでいる所が噴火口です
富士山を登った事は有りますか?
ある、ない、ない、ない、ある、ない
Aさん「富士山は登らず眺めるものだ」
なるほど~、ご意見有り難う御座います!
茶番失礼しましたm(_ _)m
殆どの方は登った事が無いかと思いますが
個人的に富士山は登山の魅力は低いと思います
Aさん「何度も登っていて魅力が無いとは何事だ」
Aさん落ち着いて下さい!
この辺りの高さまでは植物が有りますが
殆どが岩や小石、砂の道で植物も下の方だけ
1つの登山道から見える景色も変化が少ないです
富士宮ルートは南側に有るので
駿河湾が見えています!
山頂のお鉢巡りをするまで下の景色は
高さは変わりますが、ほぼ同じです
でも日本一だから行ってみたくなるのが
富士山なのだと思います
本日も開山前ですが結構な人数登っています
ここの看板で出会った3人組に写真撮影を
依頼されたので撮影させて頂きました!
この後にも数回お会いしてお話しさせて頂きました
閉山時に富士登山する人達は猛者しかいませんので
この方達も猛者です
私は
どの程度の脚力になっているのか?
コースタイムより早いのか?遅いのか?
3,000m級の登山は出来るのか?
持って行く水分、食料は適切なのか?
長距離・長時間のトイレ問題はどうなのか?
この確認・挑戦の為に開山前に来てみたかったのです
お花が綺麗に咲いていました!
今年の登山目標は【奥穂高岳登頂】です
距離も有りますし、体力や岩場を歩く技術も必要です
夏場は日本百名山を中心に登って
体力・技術を高めようと思っています
今年登った天城山・那須岳・雲取山は日本百名山です
奥穂高岳も日本百名山で日本の3番目に高い山になります
3,000mの標識です!
富士宮口は2,400mの標高からなので
600m登ってきましたが休憩する事も無く
順調に歩けています!
猛者達より遅いですけどねw
七合目到着!
この辺りから酸素濃度の薄さを感じました
症状は心拍数増加・呼吸数増加です
以前登った時よりは軽度だったので
少しはスキルアップしている事にしましょう
それでも歩くペースは落ちてきました
登山道もワイルドな場所が出てきました
岩ですね!
道幅も狭いので混雑時は大変ですね
標高は上がってきましたが景色は殆ど同じです
左側から伊豆半島、駿河湾、静岡の山々
もう少しガスが無ければ三保松原も見えそう
方位だと南西方面が見えています
八合目到着!
富士山八合目から山頂は神社の敷地になります
富士山は信仰の山ですので神様に失礼が無いよう
十分気を付けましょう!
5月に雷鳥を見に行った富山県の立山
石川県の白山(はくさん)と富士山が
日本三霊山です
ここで朝食休憩を取ります
カロリーメイトが自分のカロリーで太ってるw
嘘です!
標高が高くなり気圧が低くなっているので
密閉された中の空気が膨張してますね
水中のダイビングで呼吸を止めてはいけない
理由と同じ現象ですね!
息を止めて浮上してしまうと・・・
休憩を終えて歩き出すと
カワイイお地蔵さんがいた!
ここの少し上に鳥居が有りますが
どちらも登山道では無いので近付けません
お地蔵さんと鳥居が同じ敷地に有る事が
日本らしいですね
こちらの鳥居の柱は残っていて
登山道に有るので通過できます
(柱に小銭を挟む輩に天罰が来ますように)
心の声を漏らしながら一礼して通過です!
もう少しで山頂の雰囲気になってきた
九合目到着!
小銭を柱に挟んだり、しめ縄に小銭を挟んだり
神様に失礼ですし、傷める事になると思いますが
皆さんは、どう思いますか?
私は日本が大好きなので
日本文化を大切にしたいと思っているので
とても不快に感じますね
小銭は賽銭箱が有るので
そこに入れれば良いのになぁ
※賽銭箱は、お札も可です
九合目の小屋名は萬年雪山荘
雪渓も有りましたが登山道には無いので大丈夫
山頂付近の鳥居も写真の中央から
やや左に見えています!
九号五勺に到着!
ここで写真を撮った3人組に再び会いました
どこまで行くのですか?と聞かれ
答えると、まさかの同じコースを歩くとの事でした
唯一の違いは
お鉢巡りを一般的には時計回りで行くのですが
私は反時計回りで歩く予定です
前回お鉢巡りをした時は時計回りだった事と
剣ヶ峰手前の急登が前回キツかったので
逆なら楽なのかを確かめたかったのです
ここまで登れば山頂はもう着いたようなもの!
でもここまでが脚が攣って全然登れなかったぁ
しかも常備薬の中に芍薬甘草湯が無くなっていた
天城山下山で飲んだ後に補充し忘れていた・・・
ジョンとかジョン弟とか調子に乗っていたからだ
富士宮ルートの山頂到着!
頂上浅間大社奥宮
明神鳥居(みょうじんとりい)が綺麗です
山頂手前の鳥居も明神鳥居でしたね!
九号五勺で再会した3人組は健脚なので
きっと剣ヶ峰(最高地点)に到着して
お鉢巡りを開始しているのだろうと思い
私もお鉢巡り開始です
手前の建物が頂上浅間大社奥宮で
奥の高い位置に有る建物が気象観測所です
現在は気象観測はしていませんが
あそこが剣ヶ峰(けんがみね)と言う
真の富士山山頂です!
日本の最高地点
最後の写真は本栖湖方面です
方位だと北西になります!
南アルプスの山々も、うっすら見えています
この辺りですれ違った男女の男性が
御神輿を担ぐ様な白い服の上下で足元は地下足袋!
す、凄すぎる・・・
猛者しかいない
鳥居は大きく分けると明神鳥居の他に
神明鳥居(しんめいとりい)が有ります!
伊勢神宮が神明鳥居ですね
剣ヶ峰の気象観測所まで来ました!
ここの手前の登りで3人組に再々会
私が登ってくるのが見えたのか
大きく手を振ってくれていたので
私も大きく振り返しました!
登山していると私は目立ってしまう様ですね
登山するデブがいないのでwww
また少しお話しさせて頂いて九号五勺の後
脚が攣って登れなかった話しをしたら
芍薬甘草湯とクエン酸を頂きました!
本当に感謝しています!有り難う御座います!
下山まで一度も攣ること無く降りる事が出来ました
剣ヶ峰山頂からの記念撮影を終えて
お鉢巡りも終了です!
お昼休憩を取って下山します!
下山は御殿場ルートから降りますが
初めて歩く場所なので気は抜けません!
こちらも岩、石、砂利!
どれも足払いが得意技ですので
一本取られないように集中して勝負です
真っ赤な色の場所が出現です!
ここが一番赤かった
しばらく何も無い道を降りてくると
小屋が出てきましたが休憩はしないで
そのまま進むと後ろから声を掛けられ
小屋の人
「下の小屋まで荷物を届けてもらえませんか?」
と言われたので私も3人組から助けて頂いたので
すぐに「良いですよ」と答えたのですが・・・
メチャクチャ重い物だったらどうしようと
返事をした後すぐに頭をよぎりました・・・
軽いものでしたw
お礼にとペットボトルの水を頂きました
七合目まで下山して来ました!
御殿場ルートは看板が古かったり消えていたり
調べていなかったり地図アプリが無いと
少し怖いルート
私が荷物をお届けした小屋も看板に書いてない
後から調べてみると
荷物を受け取ったのが赤岩館
荷物を渡したのが須走館
要するに赤岩館から須走館に出前館したんだなw
七合目からの御殿場ルートは名物の
大砂走りです!
深めの砂利道の様な所でスピードが出せます
走って降りる人もいますが
私は走らず下ります!
この標識も文字無し!!
この分岐を曲がらないと富士宮ルートに
戻れず御殿場口に行ってしまいます!
宝永山方面に向かいます
ガスが濃くなってきました・・・
視界不良の中を進んで行くと
徐々にガスが晴れて宝永山が見えてきました
奥に見えているのが宝永山です!
宝永山山頂に到着しました!
かなり下ってきましたが標高2693m
まだ結構高いですね~
女性の方が一人いましたが挨拶をして
出発されたので宝永山を貸切です♪
ガスは有りますが駿河湾が見えています!
シラス、桜エビ・・・
お宝の宝庫ですねwww
宝永山から下山します!
右の稜線から来てこれから左に降ります
宝永山にいた女性も猛者なので
めちゃくちゃ足が速いです!
皆さん凄いなぁ~
また分岐です!
登山でやってしまいがちな事は
道迷いですので、スマホで進行方向と
看板を確認しながら進みます!
宝永山にいた女性がしゃがみ込んでいたので
何しているのか見ると小さな花がびっしり!
【コケモモ】と言う花で草の様に見えるけど
木でこの後、赤い実を付けてジャムとかにして
食べたりすることも出来ると教えて頂きました!
コケモモは聞いたことが有りましたが
初めて見ることが出来ました!
女性「お兄さん、お花に興味ありますか?」
と聞かれ「はい、興味あります」と答えましたが
お兄さん・・・
おじさんとは言わないかぁw
等と考えていたら
もう1つ別のお花を教えて頂きました!
【イチヤクソウ】
コケモモの中にイチヤクソウが出ている場所を
案内して頂き、感謝を伝えると
颯爽と歩いていかれました!
早く歩けて、花にも詳しい!猛者ですね~
高山植物が色々知れて面白いです!
ゲートが有った富士宮六合目の小屋が見えました
戻って来たぁ~
猛者とのレベルの違いを思い知り
課題が見えました!
出会えた皆様のお陰で楽しい富士登山でした!
有り難う御座いました
長いコラムを読んで頂いた方にも感謝してます
タイム:10時間10分
休憩:1時間10分
距離:12.5㎞
のぼり:1555m
くだり:1552m
消費カロリー:4409㎉