コラム

斜角筋症候群

2025年5月6日 腕・手の症状

斜角筋症候群
斜角筋症候群(しゃかくきんしょうこうぐん)とは、首の斜角筋が過剰に緊張して神経や血管を圧迫することで、腕や手にしびれや痛みなどの症状が出る疾患です
胸郭出口症候群の一種で、頚椎椎間板ヘルニアなどの症状と似ています
※胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは、首と胸の間の狭い通路で神経や血管が圧迫されて起こる病気です

症状

・首や肩の痛み
・腕や手のしびれ、だるさ、冷え
・握力の低下
・手のむくみ
・指先の感覚異常、力が入りにくい
・頭痛やめまい

【症状の悪化】
・上を向いたり、後ろを振り向いたり、首を左右に倒すと悪化
・鎖骨下動脈が圧迫されると、腕への血行が悪くなって腕は白っぽくなり、痛みが生じる
・鎖骨下静脈が圧迫されると、手・腕は静脈血のもどりが悪くなり青紫色になる

原因

・姿勢不良・・・猫背や前かがみの姿勢、なで肩などの不良姿勢が続くと、斜角筋に負担がかかります
・重い物を持つ・・・重いリュックを長時間背負う、重いものを持ち上げる動作を繰り返すことで、斜角筋に負担がかかります
・スポーツ・・・バレーボールやバスケットボールなどのオーバーハンドスポーツでは、腕を高く上げる動作により首や肩に負担がかかります
・ストレス・・・精神的な負荷が筋肉の緊張を生み、斜角筋が硬くなることがあります
・運動不足・・・肩や首まわりの筋肉が弱まることで、斜角筋に負担が集中しやすくなります
・呼吸・・・くしゃみ、咳、激しい呼吸などが続きますと、斜角筋に大きな負担をかけることとなります

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アクセス

治療院名
たむら鍼灸整骨院
代表者
田村 卓
院長
田村 誠
所在地
埼玉県熊谷市中央2-159
受付時間
午前 9時~12時 / 午後 15時~22時
診療日
日、火曜午後、水、木、金、土
定休日
月曜・火曜午前
駐車場
あり

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